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転職した

調べた事、学んだ事、思った事、考えた事を個人的にまとめているだけなので内容は保証しないYO!

SIerから非SIerに転職して2ヶ月たった

正確には2ヶ月と1週間だけど。SIerから足を洗ってソフトウェアハウスに転職した形になる。SIerもソフトウェアハウスも定義が曖昧で何がなんやらという感じだが、「派遣、ITゼネコン、SES」とかそういうワードばかりの会社から、そういうワードのない会社にした。SIerといっても、みかかデータみたいな大手じゃなく100人程度の派遣メインの弱小SIerだ。

今回の転職は成功だったかといえば、まあ、成功だと思う。歯切れの悪い感じなのは100%満足の転職なんてそうそう無いし、今回の転職も例にもれず、そうだからだ。

今の会社に転職して良かったと思える点をあげると、

ガチでできる人ばっかりで勉強になる

前の会社では、「技術力がある」と評価を受けていたが、そんなもんまるでなくて、「はてなとかクックパッドみたいな有名企業のエンジニアからすれば『戦闘力・・・たったの5か・・・ゴミめ』と言われるようなレベル」というのが前職の同僚との自己評価で、それは間違ってなかった。今の会社じゃ自分の技術力なんて本当にゴミ。

他にも、考え方とかやり方とか技術に関係ない部分で勉強になることも多い。

デスクがやばい

机がでかい。90x180ぐらいある。椅子もやばい。ハーマンミラーとか普通に置いてある。おかげで腰痛がかなり改善した。端末もやばい。Core i7、メモリ32GB、HDD3TBとか。つーか、元サーバ機。ラップトップもつく。ディスプレイもやばい。ディスプレイアーム付きでデュアルディスプレイ。ラップトップがあるから実質トリプルディスプレイ。

椅子がよくなったのが本当に嬉しい。前職の椅子の形をしたなにかが、腰破壊マシーンでしかなかったことを再確認した。

なんかもう、いろいろいい加減

就業規則に「泥酔しての執務禁止」と書いてあるらしい(らしいというのは、就業規則というものをお目にかかったことがないから。ファイルサーバが死ぬまで、そこに存在したらしいのだが・・・)。ていうか、コーヒー1杯10円みたいな感覚でカクテル用のウィスキーが置いてある。飲んでるところは、見たことないけど。 こういう感じなので、仕事が進むなら何しててもお構いなしという感じである。

悪かった点を挙げるなら、

ChatWorkが本当にうるさい。Stashもうるさい。朝会も夕会もうっさい。

これは、他の人がなんで仕事進められているのか本当に疑問に持つレベルなのだけど、ほんとーにうるさい。Chatworkのプロジェクトグループでは、自分と関係ない話題が続き煌煌と未読のバッチがつく。そうかと思えば、突如自分宛のメッセージが飛んできてしばらく無視していいのか、即応した方がいいのか判断がつかず直前のやりとりを読まねばならず、軽くやりとりした後は、はて何をしていたのだろうかと思い出す羽目になる。電話割り込み並みにうっとおしい。

StashというのはAtlassianの製品で、GitHubみたいなツールである。で、何がうるさいかといえば、Pull Requestのレビュー結果がメールで通知されるので、「ああ、見て修正しなくちゃ」と思ってしまう。メールなんてほっといてもよいものだが、Pull Requestのレビュー結果メールだから明確にアクションが必要なメールなわけで、やっぱりうっとおしい。

朝会も夕会もうるさい。朝会はスタンダップミーティングとか言われるあれで、今日は何やります、かにやりますというあれ。夕会は今日は何やりました、かにやりました、これで困ってますというあれ。別に悪いことじゃないし、いいんだけど、集中力をぶっ飛ばす効果もテキメンで、うっとおしく感じてしまう。

文句をだらだら並べたけど、全部、集中力破壊系で、要するにいつのタイミングにおいてもフロー状態になれない。言うまでもなく、プログラマにとっては致命的な問題で、対策を打たねばならない。この問題に気付くのに2ヶ月かかってしまったが。

SIerと非SIerを比較して

所属したことのあるSIerは2社(どちらも弱小)、派遣(偽装請負)されたことがあるのは5,6社(大小ある)だと思う。その中で思うのは、技術に詳しい人なんてこれっぽっちもいないということ。巡り会いが悪かっただけかもしれないが、戦闘力たったの5のゴミでも詳しい奴になってしまう場所ばかりだった。ランチェスター戦略的に言えば、パッとしないプログラマが強者に回るには格好の場所である。

ただ、SIerというのは、ちょっぴりのコンピュータ知識とたっぷりの業務知識でやっていく人が集まる場所だ。SIerにいる以上、業務知識がないのでは使い捨てられる未来しかない。

弱小SIerに所属するというのは二重苦で、コンピュータ知識もつかず、業務知識もつけられない。Javaで会計システムの開発をしていたと思ったら、次の月にはCでUNIX上で動くプログラムの開発に派遣されるなんてことはよくある。

何もかもが中途半端な状態で、30後半になって転職しようにもこれができますと言えるものが何もない事態に陥る。

そういう意味で、非SIerはかなりよい。自社でなんの技術を使うか決めるし、長い間とどまっている人がいるからノウハウも溜まっている。業務知識も同じだ。かなり深いレベルで一挙両得ができる。まあ、B2Cなら業務知識という概念もないだろうし、設立して日が浅ければ一挙両得なんてとても無理だろうけど。

ただ、SIerはむやみやたらと人の出入りが多いおかげで、全体の知識レベルや意識レベルが良い意味でも悪い意味でも均一になっている。やり方が良い意味でも悪い意味でも安定している。非SIerは人の流動性が低いために、良い意味でも悪い意味でもやり方とか知識、意識が独自進化しているため、うまくいっていない部分もあったりするんじゃないかと思う。

まとめると、潰しがきくことを望むならSIerはやめとくほうがいいんじゃないですかねってとこでしょうか。